お金に困ったら読むブログ

みんなが「ホントの仕事」に従事すれば、日本は良くなるし、世界にもいいことあるよ、たぶん。



ビートルズの「A day in the life」という曲に寄せる雑感(永遠と日常と虚無の3点セットを、あなたにお届け)

youtu.be *ザ・ビートルズの8枚目のアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(1967) ビートルズの「A day in the life」という曲に寄せる雑感 芸術や表現に込められた意味を知ってるか。 それはキミをして「普遍」の入り口に…

AIと仕事と1984年。

*ジョージ・オーウェルの有名小説「1984年」中に出てくる“真理省”のイラスト(ウィキペディア「1984年」より、引用) AIの前に聖域なし AIに今後とってかわられる仕事は単純労働の分野、代替可能な職種(コモディティ化)ということになっているが、本気でAI…

毒見社会の到来。

Culture Club - Church Of The Poison Mind *カルチャークラブの初期ヒット曲「ポイズン・マインド」…毒つながりで。 水清ければ魚棲まず いつものように唐突&暴論だが、人には、いや生命には、個体を維持するため「毒」が必要である。といってもいわゆる「…

努力するのは無条件にいいことか。

toianna.hatenablog.com 「スゴイ!」とか「楽しい!」を求めるだけの人の末路をいつも残酷に描く、トイアンナのブログを読んだ。このエントリーを読んで考えたことを以下に書く。 周囲からがんばり屋さんと思われてる人はいつもいる。頑張りと、それに対す…

全員加害者社会。

ゴジラは人間のメタファー。庵野総監督が「シン・ゴジラ」で描きたかったメッセージはそれだと思う。 *仙台のゴジラ展で筆者が撮影。 I put a spell on you. 呪文をかけちゃうぞ。 愚痴は野暮だ。愚痴は社会の成員たる自分を、蒙昧の中に置き去りにする、そ…

規範とは、いったいなんなのだ。

正直者は損をする~情報「解禁」とは何か 情報に関しインターネット時代になっても続いてる誤解のひとつが、情報とは本質的に拡散してしまうものなのに、解禁日という閉鎖的権威の線を引くことが今でもある、って点だ。昔から噂ばなしは、かん口令を引けば引…

文章を「!」で締める人はだいたいダメ。

いいたいこといっぱいあるんだ!って人ほど陥りやすいんが、結論結論いっそく飛びのガチガチ文の強制連結に、文末は「!」の多用でありますな。 ありゃ自分しか見えてない、頭でっかちの発露です。ですので読み手にとって「!」は、まずは警戒が必要だってこ…

小学校でお金の教育をしようじゃないか

「暗黙の了解」といえば、なんかこう閉鎖的、日本の因循固陋な、悪しき習性の代表格って感じだが、これはこれで知的な動態ってところがある。富山市議員の詐欺体質、改ざん容認体質が話題だが、一般サラリーマンだって会社で出る宿泊費上限内の宿泊費の改ざ…

「世界を旅する系」のひとからだけ、ぼくはやたらフォローされるんだ。

どうも 石王イシオウ (@fotobiginesu) | Twitter です。得意なことは意識高い系と意識高い逆張り系への、両方にリーチするイヤミなモノマネです。 2005年あたりの川島(下の名前忘れたが思い出す価値もない)ブレイク以降、インターネットには自称成功者があ…

ハーフタレントの人気は動物園の珍獣と同じ。

ハーフの芸能人は以前から人気だが、あれもずいぶん殺生なことだ。 まず人はひとり残らず誰かと誰かの混血児であって、つまりハーフである。だから、本当はハーフってことは特別なことではない。ハーフさんの容貌は確かに目に付くが、西洋人と日本人のハーフ…

テレビ各局の社風を斬ってみた。

地上波テレビ各局の社風を、番組から想像して独断で斬ったぞ 物心ついたときからいつのまにか世に存在してるテレビ。ふと気が付くと、どんな友達よりも仲良しで、親兄弟よりも付き合いが長い、そんな存在です。 いくらインターネットが発達しても、スマホや…

流動性のある社会とは何か。

*サンドイッチも思いつきだが偉大な発明だった。 流動性のある社会とは何か。 仕事は100%資質で行うものだ。民進党所属の蓮舫の二重国籍が話題だが、いったい何の話をしておるのか。仕事に国籍は関係ない。身分固定社会からは脱皮したんではなかったのか。…

いじめと北朝鮮

北朝鮮は日本にばかりミサイルを撃ってくる。中国に対してはもちろん、韓国に対しても、(陸地に対しては)撃たない。なぜか。それは自国と海によって隔てられている外国(しかもいちおう仮想敵国)は、近隣では日本だけだから。 それではなぜ海(日本海)な…

情報と情報化の段差がぼくらの居場所だ ~ちがいをみつめることの方法論提示~

*これ、フレンチトースト。パンの独創的な食べ方のひとつだと思う。味気の抜けた固い古いパンを、タマゴや牛乳で栄養補助しつつ、いかにおやつみたいに食べこなすか、そこら辺の発想がフレンチトーストの原点ではないかと。(本文とは少し関係あり) 「情報…

自分が社会の歯車としか思えないときに読む文

ぼくの本業、プロ撮影業や街の写真館業界でここ15年ほど巻き起こった大変化は、フィルムからデジタルへの移行である。それもプロカメラマン自らの意思による移行ではなく、時代にせかされてやむなくフィルムを手放し、デジタルに切り替えざるを得なかったと…

夏なんか嫌いだ~カツアゲをどう切り抜けるかの私的トライアル~

Summer's almost gone. 今は9月、夏はすぎゆく。 夏といえば海に山にキャンプにフェスという楽しみが一般的だが、それらとはあたら無縁のぼくにとって、夏は苦い記憶を呼び覚ますだけの季節である。 苦い記憶、それは明らかに年下の奴らからカツアゲをくらっ…

人は寄り道タイプの方がいい。

ある規定のものごとに対してそれを当然と思わず、「これすんのメンドくせェなぁ」「(やらずに済むような)なんかいい方法ねぇかなァ」「なんでこれがあんのに、これと反対のモンがねぇのかなぁ」という思考の(少し行儀の悪いタイプの)「こむら返り」が、…

おんりーいえすたでぃ

音楽がレコードだった時代、LP盤のミゾで音楽が「読めた」。深い溝は音が大きく、ミゾが疎遠の部分はかそけき音圧だった。曲間も分かり、曲数も、2曲で1曲などの、アルバムの構成も、針を落とす前にある程度判明したものだった。 LP(ロングプレイヤーの略)…

若者発の流行語・新語が少なくなったのはなぜなのか?

若者発の流行語・新語が少なくなってない? なんだか最近、ひところのような頻度で流行語を聞かなくなった。流行語や新語といえば若者であって(いまの時代は30歳くらいまでは若者のカテゴリーに入ると思う)、何年か前まではキレッキレのフレッシュなワード…

卓球女子団体にハマッてしまったよ

卓球女子団体で銅メダルになったチーム3人娘が話題だ。その中で最年少でありながらコメント力も貫禄もスバ抜けたものを持つ伊藤美誠(15)が語った言葉で印象的だったのは、「みんなでつかんだメダルということで、シングルスよりももっともっとうれしいメダ…

人生はやったもん勝ちと、思った時点で「負け」

人は産まれた瞬間から余生をこなすだけの存在だ。将来を見通すとか、先を読むチカラよりも、今の今日をこの瞬間を、しっかりこなしていく着実な推進の方が、何倍も大事である。そうした着実な遂行を経ていくことで「将来」がおのずから蓄積・志向されていく…

夏カゼの治し方

不覚にも夏風邪をひいてしまった。 猛暑の続く先日、たまたま雨の日があり、気温はやや低くなり水不足にも恩恵となり、それはまさに恵みの雨ともいうべきものだった。だが雨が上がったあと、かわりに置き土産のように襲来したのはジトッとした湿気であった。…

虫はなんでも知っている。

私とはなんなのか これをひとりで想ってるうちは「私」は出てこない。 自分がひとかわ剥けた、とか、成長できた前進した、という実感をもてたときは、脱皮したあとである。そのとき自分は「旧の自分からハミ出た、自分でないもの」になりかかってる。だから…

ひまつぶしの意味変化 ~ポケGOとトランプの間~

Pokémon GO』公式サイトより ひまつぶしの意味変化 70年代の若者を振り返ると、室内遊びの光景は牧歌的であった。仲間うちであつまって何かして遊ぶとなると、当時のメインゲームは「トランプ」だった。 覚えておいでか?トランプゲーム。地味である。 「ト…

本気でやるなら誰もかれもがコンサルタント(自分の得意領域からハミ出すタイプのそれ)

突然ですがやっぱり仕事の最終形態が念頭にない、あるいはそこを考えさせないような「仕事」は、全体がなくて部分だけの「作業」って気がするわけです。 たとえば看板屋さん。ただ相見積りをかいくぐって依頼を受注し、そのとおり看板製作して施工して設置す…

「日本はすばらしい国だ」スローガンは自滅の始まり。

だいたい世の中は物事が逆である。 「日本はすばらしい国だ」なるほどそうかもしれない。しかしこの認識は原点ではない。すばらしい/すばらしくない、は人の営為の結果のみに100%対応するものであるから順番が逆さまだ。 (ここで初学者のために一言。あた…

「今日の日はさようなら」で人生を終える。

死者に弔われるのは、生者だ。 永六輔に野坂昭如、菅原文太に愛川欽也、大橋巨泉やマイケル・チミノ(米国の映画監督) 著名人が逝く。 逝くとは、ぼくなりに言えば、人が生まれた大元の円満に還っていくことだ。だから死んだ人とお別れするのにふさわしい言…

スマホに白目剥いてる顔で写る人、その目やめてほしい。

*「死霊のはわらた」(サム・ライミ監督1981年)より。ホラーと笑いをミックスした作風は、時代の最先端だった。 スマホで白目剥いてる画像に写る人、その目やめてほしい。 白目になって画像に写る人、SNSで時々見かけますよね。あれ困ってるんです。 話題自…

記事を〆るときに決まり文句をつかうプロブロガーは、傷つきたくないので自己防衛ラインを引いてるのだ。

「ワッショイ!」とか「そんじゃーね」とかの言葉でブログを締める手合いがいる。それぞれカンタンな一言だが、込めた意図があるトレードマークのようで、ご本人は気の利いた結句のつもりだ。しかし読まされた方は軽い違和を感じる。何が違和かというと、本…

天皇、位やめるってよ

仕事、身分、血筋、歴史・・・ 引退って現象は、人にとってどういう意味を持つのか、考えさせられます。