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みんなが「ホントの仕事」に従事すれば、日本は良くなるし、世界にもいいことあるよ、たぶん。



2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】「箸の持ち方―人間の価値はどこで決まるのか?」 適菜収 (著)

「箸の持ち方―人間の価値はどこで決まるのか?」 適菜収 (著) 2014年 人間の価値を言うのなら、目の前の作法でなく、 目に見えない真理の方に。 ひどく勘違いした本である。 箸の持ち方が変なことを悪として、あれこれあげつらっている内容だが、正しくない箸…

【書評】「悪魔とのおしゃべり」 さとうみつろう ~「忘れようとしても、おぼえてないから、忘れられないのだ」ー 天才バカボンのパパ

「悪魔とのおしゃべり」 by さとうみつろう from サンマーク出版 「忘れようとしても、おぼえてないから、忘れられないのだ」ー 天才バカボンのパパ かの有名な「悪魔の辞典」に似た書名。悪魔を語る書物はすべてそうであるが、自分でEvilを名乗るものはそれ…

日本語が乱れてるんじゃない。乱れてるのは人の方だ。

言葉には2種類ある。 自分(正しくは、内なる別の自分)に向かって発するひとりごとと、外に向かって発する外郭のある言葉だ。言葉の効能で言えば前者は内向、自省の契機であり、後者は対外的、公的な言葉である。 この2種類の言葉は、同じみかけをまとって…

選挙を「戦う」という発想が、死を招く。

戦うって言葉を、今回の選挙候補者がさかんにワメいてるが、いったいどういうつもりなのだろうか。選挙は争いではなく、テストのような評価の場である。対立候補やおのれの支持地盤しか見えてないと敵味方・勝ち負けの発想になるが、その背後には評価主体と…