お金に困ったら読むブログ

みんなが「ホントの仕事」に従事すれば、日本は良くなるし、世界にもいいことあるよ、たぶん。



自分で自分に対し「台風」を起こせるか

人は全員が普遍の結晶体である。だから普遍的なものいい物言いをするためには客観性を排除し、思いっきり裸の自分という純粋私感の地平から表現するのでなければ、何も言ってないに等しい。 いまいちど言う。地上の老若男女は、一人残らず普遍の結晶体である…

変な箸の持ち方は、ほとんど公害。

箸使いがおかしな人ばかりになった。それはもう、見事なまでに目を覆いたくなるような無残な光景である。テレビの中の食レポも、飲食店における客も、箸を三角に正確に操って所作も優美に食べる人はもはや少数派に転じた。若者だけでなく、老人も、女性もで…

税金が高いと思ったら読む話

帝政時代のロシアには「ひげ税」という名の税金があったという。それは17~18世紀の大昔ですら、国際社会では時代遅れの風習に後退してたアゴヒゲが、往時のロシアでは個人(男)の威厳を保つため奨励されていた、と。その国内風習をダサいと感じたときの皇帝…

仕事とは、やるかやらないかだけである。

いきなりだが、損益計算書も貸借対照表も決算書も、本当の経済からみたら不具である。理由はそこに時間を書く欄がないからである。労働時間は勤労管理や人件費のジャンルに押し込められていて、金銭の流れとは別立てとされている。だけどそれって変じゃね?…

ある視点を提示するよ。参考にしてね。

流行のアイテムを着こなすことと、おしゃれに装うことは違う 仕事と作業は違う まじめさと真剣さは違う 値段と価値は違う 感動話と泣かせる話は違う 性格と魂は違う 性欲と快楽は同じことの両端 老人と幼児は同じことの両端 主観と客観は同じことの両端 おも…

医者の不養生~くだらないことに殺されないために。

医者の不養生という言葉がある。 これは「人には養生を説きながら、医者自身は体を大事にしない。 転じて、立派なことをいいながら実行が伴わないたとえ」の意味だという。 このたとえ、後半部分はともかく前半部はよく言ったものだと思う。 筆者の近所には…

ぼくは突拍子もないヘンタイだ。

なんたる愚鈍、なんたる浅ましさ 「趣味でみんなを元気にする」「パワーをもらった」「好きなことに熱中できる幸せ」「じぶんに自信を持つ人生」etc…全部気の抜けたおためごかし タイムライン上のこうした「前向き」な心持ちは、テロと殺人と戦争の温床にな…

進歩は崖をのぼるがごとく。

たとえば犬が、家のスリッパを噛んで飼い主に怒られる。すると彼はすまなそうな目をして顔をそむける。悪さをした人間の子供と同じ反応である。かわいらしく、笑ってしまう。 ここにおいては、動物と人間の差はほとんどゼロである。水平地点である。 犬の側…

建前と本音。

建前は柔軟である。ひとつ譲れば、その分相手の建前が押し込まれてくるが、それはそれだけで終わる話だ。相互作用が等分で予測可能、そしてバーターで分かりやすい。 建前世界が虚構に見えていながらも強い構造を持ち、破綻しないのは、人間関係のトータルバ…

今年から、1年は2年分カウントで1年と換算することにしたわ

今日は5月22日で、つまり5月下旬だ。 4日ほど前の18日あたりと違い、22日まで下れば、もう何人も否定できない、抗いようのない下旬様の完成である。あとは月末に向かって下旬様感は、自然に勝手に、熟成していくだけだ。 憶えておられるだろうか?ついこない…

ユルい仕事にイラつく前に読む文(後編)

(前編からの続きです) 近視眼になってしまったのは、仕事も生活も細分化されたから さて関係性が狭くなったといってもうひとつ思いつくのは、仕事の領域である。仕事が専門化・細分化されるにつれて、組織も肩書きもすいぶん細かくなった。第一~第五くら…

ユルい仕事にイラつく前に読む文(前編)

このところビミョーに変ってきたような気がする、仕事の光景 突然だが最近、世の仕事がゆるくなってきた、締まりがない…なんだかそんな気がして仕方がない。淡白な感じ、のれんに腕押しみたいな感じが、いたるところで、同時多発的に、少しづつ、ジワジワと…

生活に根付いた心情、実感からハズれていく仕事~保険とはいったい何か?

こないだ知り合いと、保険会社の選び方について話す機会があった。 その知り合い曰く保険会社とは、まずもって払いが悪いものであるのだが、着目すべきはいざ補償金が支払われた、その支払先側の評価でもって判断し、選択すべきだと。従来とは逆の視点から見…

世界はショーバイショーバイ

ひとつショーバイは放るもの、つまり使い終わったらすててしまうものこそ、実は際限なく儲かるものである。飲食店で出てくるビニールに入った紙おしぼり、綿棒、コットン、車のエンジンオイルなどなど、競合他社はあるものの、あまり着目されない「捨てるも…

地方銀行の支店が、ド田舎でもつぶれないのはなぜなのか

地方銀行の支店が、ド田舎でもつぶれないのはなぜなのか 何十年か前、コンビニにATMが設置された時期以降、銀行の支店の役割は確実に減った。お金をおろす、こんな一番日常的なことが銀行の支店に出向かないと出来なかっただなんて、考えてみればATM普及以前…

「はあちゅう」こそが、自分を縛る肩書きだ

lineblog.me たまにはトレンドに乗ってみよう。はあちゅうが久しぶりに第一線の話題に躍り出たのだ。上の記事によればはあちゅうは、自分はライターじゃなく作家だと宣言し、媒体にも作家で呼称統一するように、つねに求めているらしい。つまり、もう何年も…

ビートルズを葬り去るために。

ビートルズはなんといってもヴォーカルであった。ロックの長い歴史の中でも肉声の強度がズバ抜けている。特にあの2名。「その人の声でなければならない」という切迫した人格を反映したあの、のっぴきならないシャウトは、聞き手に居ずまいを正させる磁力があ…

すべての女は「悪」である。

*広告でなく画像です。クリックしても大丈夫。 取引先に託児所がある。営業のついでに幼稚園入園前のキッズを観察してると、女の子は男の子と手をつないでは離すを繰り返してる。または、男の子の顔にペタペタ触るが、飽きて触るのをやめたりしている。その…

コールセンターに電話をかければ、その会社の姿勢が見えてくる。

先日いい撮影機材を発見したので、ぼくの本業(プロ撮影機材販売卸)でも拡販しようとして、メーカーのコールセンター(エンドユーザー向け)にカタログを請求してみた。 そしたら「法人だと部署が違うから営業部に言ってくれ」ときた。 こうした返答は、世…

かたよって生きるということ。

右利き左利きとかの「利き」とは、なんだろうかと考えた時があった。少し考えて思いついたのは、「それは行動の起点である」ということだった。文でも絵でも何かを書くとか、向こうに移動するといった目的のためには、それぞれ、筆記用具を持つ、とか、走る…

【書評】『「自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方」』 by ちきりんをネタに。

ちきりんの「自分の時間を取り戻そう」という近著を読んだ。生産性を上げて自分の時間を取り戻し、やりたいことを少しでも追及できる幸福を手に入れようという内容である。 が。 じつにイージー&チープな本だった。書いてあることが全部空疎で上すべってるん…

【ニッチグルメレポート】おやつと昼飯の一挙両得にいいかもと、ショートケーキテイストのカップ焼きそば「一平ちゃん」を買った

スーパーで見つけて、つい買ってしまった変もの。焼きそばにスイーツのトレンドを盛り込んだ、日本の独自マーケティングの伝統。お家芸ともいえるウケ狙いの系譜。 パッケージデザインがいい。ほんのりクリスマス感もあって、デザイナーいい仕事してる。なお…

量的思考だけで勝ち負け判定するなど、廃人がたわむれる遊びにすぎぬ。

本末転倒の風景 身近な、目に見えるところ 家庭用インクジェットプリンター本体の新品価格が、純正インクのセット価格を下回るようになった→値段だけ考えたらプリンター自体の買い替えばかり頻発する。 もともとは個別のニーズに合った情報の提供をするとい…

足下に潜む闇。

去る11月8日に起きた福岡の博多駅前道路陥落事故は、発生から約1か月が経過した現時点で、もうとっくに収束している、もはや忘れかけの旧聞である。それどころか発生から1週間で地は埋め戻され、平穏はあっという間に戻ってきた。 まるで何ごともなかったか…

思い出のメディアはいたるところに。

*焼きメシひとつに味という記憶が宿る。 人は日常のデザインを無意識のうちに記憶している。たとえば食器のデザイン。潜在記憶にこびりつくように、食器はふとしたときにいろんなことを思い出させる。 僕は離婚を1度経験している者である。離婚とは、ある関…

なんとか堂という名の組織は、自社のスタンスを自己点検する時期でないの?~「堂」的なものからの離脱。

老舗のお店や会社のネーミングに「なんとか堂」ってのがあるじゃないですか。あのいかにも古風な響きのやつ。有名なところだと本屋のジュンク堂なんかがそうで、花札をつくってた時代の任天堂もそう。時代の先端イメージがある広告代理店「博報堂」も、「堂…

「病は気から」は本当か。

Designed by Freepik 脳を研究すると病気は減るのか 脳を科学する、ブレインストーミング、脳をだます、脳を操作するなどが、最近よく言われてるようだが、まったく分からない考えだ。脳はあなたにとってもわたしにとっても外様(とざま)ではない。脳細胞の…

ライバルも効率も考えない、というスタンス。

zasshi.news.yahoo.co.jp *「私見ですが、私は『競合を見てはいけない』と思っています」だそう。仕事に関する久々に実のある見解が感じられる記事だった。 ライバルも効率も考えない、というスタンス。 能率の悪さを改善する、そこを目指すのが仕事の本体だ…

物語をキャラの対立軸で製作する不毛…ムリ設定のドラマが社会の生きづらさの根源

子供向けのアニメや特撮ヒーローものは、ひずんだ人格の生産拠点 当方47歳だが、テレビの記憶をたどると「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)が決定的によくない番組だったな。 それまでウルトラマンでも仮面ライダーでもなんでも、ヒーローは敵とサシで勝負…

過労による労災を減らすには、休暇の定義改定が効くぜ。

労働関連の法律など知らないし、詳しく調べるつもりもないのだけれど、土日祝日になると当然のようにみんなでいっせいに休むっていう「聖域」発想を、段階的にでも解消する思い切った方向にいかないと、昨今の日本を覆う奴隷的搾取的労働環境と、その延長に…