お金に困ったら読むブログ

みんなが「ホントの仕事」に従事すれば、日本は良くなるし、世界にもいいことあるよ、たぶん。



2016-01-01から1年間の記事一覧

量的思考だけで勝ち負け判定するなど、廃人がたわむれる遊びにすぎぬ。

本末転倒の風景 身近な、目に見えるところ 家庭用インクジェットプリンター本体の新品価格が、純正インクのセット価格を下回るようになった→値段だけ考えたらプリンター自体の買い替えばかり頻発する。 もともとは個別のニーズに合った情報の提供をするとい…

足下に潜む闇。

去る11月8日に起きた福岡の博多駅前道路陥落事故は、発生から約1か月が経過した現時点で、もうとっくに収束している、もはや忘れかけの旧聞である。それどころか発生から1週間で地は埋め戻され、平穏はあっという間に戻ってきた。 まるで何ごともなかったか…

思い出のメディアはいたるところに。

*焼きメシひとつに味という記憶が宿る。 人は日常のデザインを無意識のうちに記憶している。たとえば食器のデザイン。潜在記憶にこびりつくように、食器はふとしたときにいろんなことを思い出させる。 僕は離婚を1度経験している者である。離婚とは、ある関…

なんとか堂という名の組織は、自社のスタンスを自己点検する時期でないの?~「堂」的なものからの離脱。

老舗のお店や会社のネーミングに「なんとか堂」ってのがあるじゃないですか。あのいかにも古風な響きのやつ。有名なところだと本屋のジュンク堂なんかがそうで、花札をつくってた時代の任天堂もそう。時代の先端イメージがある広告代理店「博報堂」も、「堂…

「病は気から」は本当か。

Designed by Freepik 脳を研究すると病気は減るのか 脳を科学する、ブレインストーミング、脳をだます、脳を操作するなどが、最近よく言われてるようだが、まったく分からない考えだ。脳はあなたにとってもわたしにとっても外様(とざま)ではない。脳細胞の…

ライバルも効率も考えない、というスタンス。

zasshi.news.yahoo.co.jp *「私見ですが、私は『競合を見てはいけない』と思っています」だそう。仕事に関する久々に実のある見解が感じられる記事だった。 ライバルも効率も考えない、というスタンス。 能率の悪さを改善する、そこを目指すのが仕事の本体だ…

物語をキャラの対立軸で製作する不毛…ムリ設定のドラマが社会の生きづらさの根源

子供向けのアニメや特撮ヒーローものは、ひずんだ人格の生産拠点 当方47歳だが、テレビの記憶をたどると「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)が決定的によくない番組だったな。 それまでウルトラマンでも仮面ライダーでもなんでも、ヒーローは敵とサシで勝負…

過労による労災を減らすには、休暇の定義改定が効くぜ。

労働関連の法律など知らないし、詳しく調べるつもりもないのだけれど、土日祝日になると当然のようにみんなでいっせいに休むっていう「聖域」発想を、段階的にでも解消する思い切った方向にいかないと、昨今の日本を覆う奴隷的搾取的労働環境と、その延長に…

ビートルズの「A day in the life」という曲に寄せる雑感(永遠と日常と虚無の3点セットを、あなたにお届け)

youtu.be *ザ・ビートルズの8枚目のアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(1967) ビートルズの「A day in the life」という曲に寄せる雑感 芸術や表現に込められた意味を知ってるか。 それはキミをして「普遍」の入り口に…

AIと仕事と1984年。

*ジョージ・オーウェルの有名小説「1984年」中に出てくる“真理省”のイラスト(ウィキペディア「1984年」より、引用) AIの前に聖域なし AIに今後とってかわられる仕事は単純労働の分野、代替可能な職種(コモディティ化)ということになっているが、本気でAI…

毒見社会の到来。

Culture Club - Church Of The Poison Mind *カルチャークラブの初期ヒット曲「ポイズン・マインド」…毒つながりで。 水清ければ魚棲まず いつものように唐突&暴論だが、人には、いや生命には、個体を維持するため「毒」が必要である。といってもいわゆる「…

努力するのは無条件にいいことか。

toianna.hatenablog.com 「スゴイ!」とか「楽しい!」を求めるだけの人の末路をいつも残酷に描く、トイアンナのブログを読んだ。このエントリーを読んで考えたことを以下に書く。 周囲からがんばり屋さんと思われてる人はいつもいる。頑張りと、それに対す…

全員加害者社会。

ゴジラは人間のメタファー。庵野総監督が「シン・ゴジラ」で描きたかったメッセージはそれだと思う。 *仙台のゴジラ展で筆者が撮影。 I put a spell on you. 呪文をかけちゃうぞ。 愚痴は野暮だ。愚痴は社会の成員たる自分を、蒙昧の中に置き去りにする、そ…

規範とは、いったいなんなのだ。

正直者は損をする~情報「解禁」とは何か 情報に関しインターネット時代になっても続いてる誤解のひとつが、情報とは本質的に拡散してしまうものなのに、解禁日という閉鎖的権威の線を引くことが今でもある、って点だ。昔から噂ばなしは、かん口令を引けば引…

文章を「!」で締める人はだいたいダメ。

いいたいこといっぱいあるんだ!って人ほど陥りやすいんが、結論結論いっそく飛びのガチガチ文の強制連結に、文末は「!」の多用でありますな。 ありゃ自分しか見えてない、頭でっかちの発露です。ですので読み手にとって「!」は、まずは警戒が必要だってこ…

小学校でお金の教育をしようじゃないか

「暗黙の了解」といえば、なんかこう閉鎖的、日本の因循固陋な、悪しき習性の代表格って感じだが、これはこれで知的な動態ってところがある。富山市議員の詐欺体質、改ざん容認体質が話題だが、一般サラリーマンだって会社で出る宿泊費上限内の宿泊費の改ざ…

「世界を旅する系」のひとからだけ、ぼくはやたらフォローされるんだ。

どうも 石王イシオウ (@fotobiginesu) | Twitter です。得意なことは意識高い系と意識高い逆張り系への、両方にリーチするイヤミなモノマネです。 2005年あたりの川島(下の名前忘れたが思い出す価値もない)ブレイク以降、インターネットには自称成功者があ…

ハーフタレントの人気は動物園の珍獣と同じ。

ハーフの芸能人は以前から人気だが、あれもずいぶん殺生なことだ。 まず人はひとり残らず誰かと誰かの混血児であって、つまりハーフである。だから、本当はハーフってことは特別なことではない。ハーフさんの容貌は確かに目に付くが、西洋人と日本人のハーフ…

テレビ各局の社風を斬ってみた。

地上波テレビ各局の社風を、番組から想像して独断で斬ったぞ 物心ついたときからいつのまにか世に存在してるテレビ。ふと気が付くと、どんな友達よりも仲良しで、親兄弟よりも付き合いが長い、そんな存在です。 いくらインターネットが発達しても、スマホや…

流動性のある社会とは何か。

*サンドイッチも思いつきだが偉大な発明だった。 流動性のある社会とは何か。 仕事は100%資質で行うものだ。民進党所属の蓮舫の二重国籍が話題だが、いったい何の話をしておるのか。仕事に国籍は関係ない。身分固定社会からは脱皮したんではなかったのか。…

いじめと北朝鮮

北朝鮮は日本にばかりミサイルを撃ってくる。中国に対してはもちろん、韓国に対しても、(陸地に対しては)撃たない。なぜか。それは自国と海によって隔てられている外国(しかもいちおう仮想敵国)は、近隣では日本だけだから。 それではなぜ海(日本海)な…

情報と情報化の段差がぼくらの居場所だ ~ちがいをみつめることの方法論提示~

*これ、フレンチトースト。パンの独創的な食べ方のひとつだと思う。味気の抜けた固い古いパンを、タマゴや牛乳で栄養補助しつつ、いかにおやつみたいに食べこなすか、そこら辺の発想がフレンチトーストの原点ではないかと。(本文とは少し関係あり) 「情報…

自分が社会の歯車としか思えないときに読む文

ぼくの本業、プロ撮影業や街の写真館業界でここ15年ほど巻き起こった大変化は、フィルムからデジタルへの移行である。それもプロカメラマン自らの意思による移行ではなく、時代にせかされてやむなくフィルムを手放し、デジタルに切り替えざるを得なかったと…

夏なんか嫌いだ~カツアゲをどう切り抜けるかの私的トライアル~

Summer's almost gone. 今は9月、夏はすぎゆく。 夏といえば海に山にキャンプにフェスという楽しみが一般的だが、それらとはあたら無縁のぼくにとって、夏は苦い記憶を呼び覚ますだけの季節である。 苦い記憶、それは明らかに年下の奴らからカツアゲをくらっ…

人は寄り道タイプの方がいい。

ある規定のものごとに対してそれを当然と思わず、「これすんのメンドくせェなぁ」「(やらずに済むような)なんかいい方法ねぇかなァ」「なんでこれがあんのに、これと反対のモンがねぇのかなぁ」という思考の(少し行儀の悪いタイプの)「こむら返り」が、…

おんりーいえすたでぃ

音楽がレコードだった時代、LP盤のミゾで音楽が「読めた」。深い溝は音が大きく、ミゾが疎遠の部分はかそけき音圧だった。曲間も分かり、曲数も、2曲で1曲などの、アルバムの構成も、針を落とす前にある程度判明したものだった。 LP(ロングプレイヤーの略)…

若者発の流行語・新語が少なくなったのはなぜなのか?

若者発の流行語・新語が少なくなってない? なんだか最近、ひところのような頻度で流行語を聞かなくなった。流行語や新語といえば若者であって(いまの時代は30歳くらいまでは若者のカテゴリーに入ると思う)、何年か前まではキレッキレのフレッシュなワード…

卓球女子団体にハマッてしまったよ

卓球女子団体で銅メダルになったチーム3人娘が話題だ。その中で最年少でありながらコメント力も貫禄もスバ抜けたものを持つ伊藤美誠(15)が語った言葉で印象的だったのは、「みんなでつかんだメダルということで、シングルスよりももっともっとうれしいメダ…

人生はやったもん勝ちと、思った時点で「負け」

人は産まれた瞬間から余生をこなすだけの存在だ。将来を見通すとか、先を読むチカラよりも、今の今日をこの瞬間を、しっかりこなしていく着実な推進の方が、何倍も大事である。そうした着実な遂行を経ていくことで「将来」がおのずから蓄積・志向されていく…

夏カゼの治し方

不覚にも夏風邪をひいてしまった。 猛暑の続く先日、たまたま雨の日があり、気温はやや低くなり水不足にも恩恵となり、それはまさに恵みの雨ともいうべきものだった。だが雨が上がったあと、かわりに置き土産のように襲来したのはジトッとした湿気であった。…