お金に困ったら読むブログ

みんなが「ホントの仕事」に従事すれば、日本は良くなるし、世界にもいいことあるよ、たぶん。



世の中すべて化かし合いのバカ試合。

服屋のセールを当然だと長い間思わされているが、考えてみるとこれは定価で買った客への裏切りとも言える。

 

(セールにも善的な意図があるのだろう。例えば在庫処分や販売予測のズレ修正、従業員の給与捻出や販売促進などだ。またセールを歓迎する消費者は多いだろうし。しかしここではそこら辺はあえて考慮しない)

 

安く売っても原価割れしないか損しても受忍範囲内だから、販売側は(食品と違って賞味期限もないのに)服を急いで捌こうとする。
そこでは定価購入者はカヤの外だし、仕入額を公表しながら商売してる事業者など、いまだかつて1人もいない。

 

ということは販売業(もっというと物販ゼニ儲け)は、ダマしの要素をはじめから含んでる、と考えている。ダマしの要素を可能な限り少なくして誠実にしたかったら、値段の表記を例えば「原価と販売手数料の分離表記」に切り替えるなりして、過程を透明にするしかないと思う。でもそんなことは誰も提唱しない。値段とは、幻想である。

 

かくして、貨幣経済と資本主義の土俵の上では、化かし合いの欺瞞が連日繰り広げられている。

 

販売業には元々こういう構図があるから、情報商材屋も詐欺もなくならない、と思ってる。

 

<了>