自分の行動に関することは言い切ってほしい。
予断も誤解も甘えもなく、スッキリ明確に、断言しよう
言い切ったなら、それが「約束」になる、自分への
「約束」以上に人を動かす動因はない。自分から自分への約束。いま、これを設定していない人が圧倒的に多い。
行動力が~実行力を~のビジネス書的ウンチクよりも、こうした内的「約束」が、もっとも大きな行動の動機付けとなる。
これを繰り返して生活に自律性を与えていく、ひいてはそれが人生のリズムとなる
会社員は勤務時間という形で、リズムを制度から与えられている
だから退職したとたんにリズムも自分も見失う
毎週何曜日は掃除する日、次の日はあたらしい作業に取り組む日、今日の午前中は友達に連絡してみる日、毎日30分早く起きる、などなど。
やったからといって達成感やカタルシスは少ない。けれど「自分」という容器は、この約束の履行によって、かならず変わっていく。
そのちょっぴりした変化を、内なる別の自分が見届ける。それが生きるということの正体だ。
行動を設定して、自分に言い切ろう。これがコツだ。
<了>