お金に困ったら読むブログ

みんなが「ホントの仕事」に従事すれば、日本は良くなるし、世界にもいいことあるよ、たぶん。



英語は対話者に向いてるようで向いてない。いっぽう日本語は対話の当事者同士を越え、普遍を目指す言葉だ。

Didn't you go to that place yesterday? A)No,Ididn't. B)Yes,I didn't. 当然答えはAである。しかし日本語訳だとBである。 この正反対の隔たりは、英語と日本語の隔たりそのものだ。 Noを遣うときの英語話者は、あくまでも否定や無を指示するのみである。…

羽生結弦がオジサンになっても。

twitter.com 中学生~高校生にかけて、デビューするアイドルがどんどん自分より歳下になっていく時期があったが、あれはじつに不愉快であった。年下の娘がまたひとり芸能界に登場する度に、「お前はジジイになっていく」と言われてるような気がしたものだ。 …

これは笑った。元メタラーなもんで。

メタリカな新車の納車完了!#Metallica #メタリカ#メタリカ風ロゴ pic.twitter.com/t74hUP3PWm — まっつ (@Ikura7530) 2018年4月18日

月に一回ぐらいは記事を書いとくか

Q:無数にあって、しかもたったひとつしかないものってなぁに?A:「人生」…50点 A':「いのち」…100点 *オチはありません。あしからず。

「ムリ」という言葉にひそむ甘えについて~「ムリ」はおまえの拒否責任をなくすために開発された用語ではない~

「ムリ」という言葉が、相手との会話の中でよく遣われるようになって久しい。 例1)俺と付き合ってくれない? はぁ?無理なんですけど 例2)これ夕方までにやっといてくんない? ムリだから。ぜってームリ ムリ…まったく気に入らない拒否表現だ。この言葉を…

きたない世界とみにくい人々について

ホントに「醜い人」などいないのじゃ。 世の中は人々の優れた美しさや明るさで満ち満ちておる。 たいていは気づいてないだけ。 そこを示唆するのが例えばホントの教育。 今の世は、なんでもかんでも自己肯定感をアゲる方向ばっかり称揚されてるが(「人生を…

物語の終焉。未来少年コナン。

youtu.be 歓喜と惜別、祝賀と再生。 40年前の宮崎駿の、これぞ最終回の見本。26分ほどの尺に、これほどの内容を、よくぞ詰め込んだものだ。 声優の確かな力量が印象に残る。ことにダイス船長(永井一郎)は裏主人公といっていいい。 すばらしい。

晴れ着をレンタルで済ます心理は醜い

成人の日とは、エエかっこしいどもがエエとこ取りの態度を、公に集団で認めるという、実に愚かしい日である もう過ぎた話だが成人式のお話。成人式なるマカ不思議なものがこの国でまかり通って何十年になる。セレモニーとして完全に定着してるがまったく理解…

1967年の夢

youtu.be 浮遊感のある曲、肯定感しかない歌。 それが ”ドラッグみたいなもん”という酩酊の詞で表現できる時代。 今に通じないだろうか この当時のバブルガム・ヒットとしては秀逸。特にオルガン。 長年愛聴している。

「生きてるだけでめっけもん」

生き方も顔も何もいいとおもえないある芸人の言葉で、たったひとつ内実を感じた、しっかりした言葉がある、それは、 「生きてるだけでめっけもん」というやつだ。 そう、生きてるだけでひとはすべて尊い。と同時にみんな醜い。その点では真理は実に公平にで…

キミは何もわかっちゃいないが、すべてを「知っている」

youtu.be リリカルで、叙情的で、凛としてて、静謐で、清々しい。 アレンジも音の組み立ても、立体感がありながらもわざとらしくなく、オーガニックに響く。 この頃(1971年)のホール&オーツこそ、音楽。キミとぼくの境目を溶かす、本当のコミュニケーショ…

レコードプレイヤーとカセットデッキに新製品が出てる。しかもSANSUI製!

イオンの家電コーナーにて発見。イオンてのがまた渋い。これじゃ荻野目洋子も復活するわけだ。

父にガンが発覚した。

去る11月13日月曜朝、いつも通りの朝、快晴の朝だった。 しかし我が家だけは、突然の異常事態に見舞われた。同居している父が突然血尿を訴えたのだ。こんなことはいままでなかった。すぐさま近所の総合病院に駆け込んだ。 父は日ごろから健康に気を遣いすぎ…

【書評】「ひとまず、信じない―情報氾濫時代の生き方」 押井守(著)

ひとまず、信じない - 情報氾濫時代の生き方 (中公新書ラクレ) 作者: 押井守 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/11/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る セカイがつまらないと思ってるあなたに向けて。 対談本の出版が最近続いたが、久…

インスタ映えとは何か。

クルマの中のハエ 一匹のハエが車の中を飛び回ってる。彼にとってこの空間は無限だろうが、しかし人から見たら狭い空間である。しかもハエは走行中の車内で飛ぶことによって、自分の飛翔能力以上に空間移動できてるという錯覚も生じる。 これが現代人の姿で…

中二なんだ。

そんなに主張しなくてもと思った

無駄を省くという「ムダ」

「みなさん、よく考えてください。毎回○×をやっててそれに3秒かかるとして、またそれを1日に何回もやってるとした場合、年間で計算すると○×分ものムダじゃないですか。これでは貴重な時間をどぶに捨てるようなもの。その悪癖をやめ空き時間を生みだし、自分…

【書評】「箸の持ち方―人間の価値はどこで決まるのか?」 適菜収 (著)

「箸の持ち方―人間の価値はどこで決まるのか?」 適菜収 (著) 2014年 人間の価値を言うのなら、目の前の作法でなく、 目に見えない真理の方に。 ひどく勘違いした本である。 箸の持ち方が変なことを悪として、あれこれあげつらっている内容だが、正しくない箸…

【書評】「悪魔とのおしゃべり」 さとうみつろう ~「忘れようとしても、おぼえてないから、忘れられないのだ」ー 天才バカボンのパパ

「悪魔とのおしゃべり」 by さとうみつろう from サンマーク出版 「忘れようとしても、おぼえてないから、忘れられないのだ」ー 天才バカボンのパパ かの有名な「悪魔の辞典」に似た書名。悪魔を語る書物はすべてそうであるが、自分でEvilを名乗るものはそれ…

日本語が乱れてるんじゃない。乱れてるのは人の方だ。

言葉には2種類ある。 自分(正しくは、内なる別の自分)に向かって発するひとりごとと、外に向かって発する外郭のある言葉だ。言葉の効能で言えば前者は内向、自省の契機であり、後者は対外的、公的な言葉である。 この2種類の言葉は、同じみかけをまとって…

選挙を「戦う」という発想が、死を招く。

戦うって言葉を、今回の選挙候補者がさかんにワメいてるが、いったいどういうつもりなのだろうか。選挙は争いではなく、テストのような評価の場である。対立候補やおのれの支持地盤しか見えてないと敵味方・勝ち負けの発想になるが、その背後には評価主体と…

女子会なるものの怪。略して女子怪。

美女というのは、いつの世も数少ない。モデル級の女が掃いて捨てるほどいる国など、東欧にはあるらしいが、日本では容姿がイマひとつな女性が多い。まぁ昔はもっとイモかったりみっともない顔が多かったので、その頃にくらべたら現代は洗練されてはきている…

最近の、なんとかファーストって言い方、やめにしない?

順列とか優先順位とか、すぐ言い出すヤツや、「ファースト」と位置付けられない方にこそ、目を向ける意識がないひとは、ぼくは信じない。 なんとかファースト(選民意識)とか、あとオールなんとか(選民意識の裏ver)って言い方もあるけど、そんな閉じたス…

過去のものには福残る。泥船状態の民進党へのレクイエム。

一方的に発散するように、前のめりにイケイケ・ドンドンで、仕事を推進することは、たとえば新製品の拡販などを考えれば分かるように、ある意味カンタンなことである。良く言えば熱意、悪く言えばノリで、一気呵成にやってしまう方がラクに決まっている。 え…

音楽でできること―Live From Daryl's House-「Say It Isn't So」

Live From Daryl's House- Say It Isn't So すべての音楽は特有の温度圏を持つ。プロだろうがアマだろうが、自作だろうがカバーだろうがヒットしようがしまいが、曲はチューンは全部、個別の体温を有している。曲は人そのものであり、同時にメディア(媒介物…

ひとから嫌われないコツ

やせましたね太りましたねハゲましたね 結婚してるの?結婚しないの?子供はいるの? 僕は会話でこういうタイプの言葉を相手に投げかけることは、極力しないようにしている。めったなことでは年齢も聞かない。どんなに親しい人でも、その人の属性や、不可抗…

曜日の感覚を疑う。ハウンドドッグとジョントラボルタをネタに。

youtu.be 陶酔しきったヴォーカルの顏、セルフパロディーとしか思えない。1985年、西武ライオンズ球場でのライブより。 Hound Dog「嵐の金曜日」(オリジナルは1980年リリース) 曜日の感覚を疑う。 なくなったら生きやすくなるもの、そのひとつは曜日感覚だ…

お盆のまんなかで、愛を語る

「地球の中心で、愛をさけぶ」なんて、激薄の水増しウイスキーみたいなベストセラーがあったが、ひどい話である。なぜなら自分中心のああいう発想が間違いであって、それが自己疎外の元凶だからだ。あそこで主張される「世界の中心はどこだって自分なんだ、…

ブックマークをください

いきなりだがこのブログは、開設して2年余り、他のネット記事では読めないようなことを、出し惜しみなく全力で書いているつもりだ。だから有料のProコースを選択し、独自ドメインを付けている。前にも書いたがこれは自分に対する「重し」なのだ。 そして他で…

「倍率」とはなにか

就職、試験、資格、入学等々、定員のある枠での選考なら競争が付きまとい、その度に世では倍率なるものが取りざたされる。 しかしある関門を通ろうとする際、人はいつだって自分×1倍でしかなくて、合否なんぞはその結果にすぎない。 この、いわば当事者意識…